哀愁のハードコアライフ -22ページ目

文明の利器

最近、長年愛用していたCD WALKMANに別れを告げて、とうとうipod(20GB)を購入した。最初はipod miniにしようと思ったが、店頭で見たらデザインが良くなかったのでやめた。常に持ち歩くのだから、やはり見てくれは大切だ。

なんとなく買ってみたのだが、コイツがいい。スゴクいい。
まぁずいぶん前から評判にはなっていたが・・・。

私はとりあえず片っ端から好きなCDを放り込んで曲をシャッフルして聴いている。意外な曲のつなぎがあって面白い。

結構な量の曲を放り込んだが、容量はまだまだ十分に残っている。こんなにたくさんの曲が入るうえ、音とびがしない。CD WALKMANを使ってた時は音とびを気にして、移動する際にスリ足気味に歩かなければならなかった。今はそんな心配もない。

何気なく買ったipodは、現在出かける時になくてはならないものになっている。

決して安い買い物ではなかったが、久しぶりにいい買い物をした。

AKEBONO

「勝つまでやる」
「2005年は全勝だ」

曙が今年の意気込みをこう語った。

曙よ、もう十分だ。K-1参戦当初、視聴者が求めていたのは横綱の持つ「圧倒的な強さ」だ。しかし、結果は6戦全敗。試合内容もひどいものだった。昨年末のホイス戦も開始早々に手首をひねられてあえなくタップ・・・。

私を含む視聴者は、おそらくあなたをもう求めてはいない。格闘技の厳しさも十分身に染みたはずだ。全国何百何千という格闘家がK-1の舞台を目指しているのに、もう「元・横綱」という肩書きだけで出場することは許されない。やるのは勝手だが、まずは小さい興行からコツコツやるべきだ。

「勝つまでやる」

そんな子供みたいな個人的な感情をK-1のリングに持ち込まないでくれ。

気になるアイツ

最近気になる男、その名は『江口洋介』。

「救命病棟24時」を見て改めて思ったが、最近の俳優の中では群を抜いて芝居がうまい気がする。「白い巨塔」の演技を見てもあの唐沢寿明にも決して負けてなかった。別に私は芝居に精通しているワケではないので詳しい事はわからないが、時に「コイツ、マジで医者なんじゃないの?」とあらぬ勘違いをしてしまうほどだ。なんかカッコいい。

とても一昔前に、ケーハクな女たらし役やキャップを後ろにかぶったアホな長男役をやっていたとは思えない。一時期、何を勘違いしたか歌手活動までやっていたが、彼はあの演技力があるのだから俳優業に専念すべきだ。

しかも、カミさんは森高千里

彼を羨む反面、人生の不公平さを感じるばかりだ・・・。

魅惑のハードダーツ

会社の先輩に赤坂にある「TRAME」というダーツバーに連れていってもらった。そこは最近流行の「ソフトダーツ」と呼ばれる機械が自動的に点数を計算してくれるヤツではなく、「ハードダーツ」という(たぶん)コルク製の板に矢を刺す昔ながらのものだった。

私はソフトダーツはやったことあるが、ハードダーツは初めてだった。初体験ということで、私は店主からレクチャーを受けた。矢の選び方、持ち方、構え、投げ方、リリースポイント等を教えてもらい、まず店主の見本を見せてもらった。投げた3本は見事にほぼ同じ所に刺さった。ハンパない。私もやってみたが、3本の矢は常に大きな三角形を描いている。ムズい。

とりあえずやってみようということで、先輩と二人で加算式の「カウントアップ」というゲームを始めた。やってくうちにだんだん要領がわかってきた。自分で投げ方を考えて修正していくのが面白い。10ゲーム位やったが、最後の方はバラつきがあるもののだいぶ刺さる位置が安定してきた。

緊張感があるので、疲れるし、腕も痛くなってくる。でも自分が上達していくのがわかるのが嬉しいし、先輩にも何回か勝つことができて、楽しむことができた。

近いうちぜひまた行きたい。
ハードダーツ・・・。う~ん、ハマりそうだ。

妄想

私は毎朝CDを聴きながら通勤している。
今日はHRバンドSKID ROWのアルバム「SLAVE TO THE GRIND」だった。
電車を降りて駅から会社に向かう途中、このアルバムと同タイトル曲の「SLAVE TO THE GRIND」を聴きながら思った。

「俺の入場曲はこれだな」

これは
「もし自分がプロ格闘家になって、PRIDEに出場した時」
の入場曲である。

寒風吹く早朝に歩きながらでも、この曲の気持ちいいテンポと重いギターリフが気持ちを高めてくれた。そして大歓声に包まれた東京ドームの花道を歩いている自分をイメージしていた。

格闘技の入場曲には純粋なロックがよく合う。
須藤元気もメタリカの代表曲「ENTER SANDMAN」を使っていた。

「レッチリもいいが、ややパンチに欠けるか・・・。」
「初期のCOCOBATの曲も結構使えるな・・・。」

そんな事を考えているうちに会社に到着した。

現実に引き戻された私は、
PRIDEに出場する前に目の前の仕事と戦わなければならない。