哀愁のハードコアライフ -23ページ目
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『NO.2の男』

これは私と同じ部署にいる、頭がイカレた部署内「NO.2の男」の話である。

今日は部署内7人で新年会だった。
なぜこんな時期かというと、トップの男はやりたいと言い続けていたが、
下の4人が上3人を嫌っているため私達が拒み続けていた。
しかし、いい加減しつこいので面倒臭くなってやってあげることにした。

場所は会社近くの小料理屋。
メインはアンコウ鍋だった。絶品ではないが、なかなかの味だった。

宴が始まると店の主人が来て、自慢げにアンコウ鍋の説明を始めた。
その最中、「NO.2の男」は口を開いた。
周りのガヤで他の人は聞こえなかったようだが、確実にこう言った。

「うん、私は全然ウマイと思わないけど、なかなか」

私は凍った。
店の主人を目の前にして、自慢のアンコウ鍋を全否定した。
それだけでも十分ありえないが、この発言を言い換えると、

「うん、私はマズイと思うけど、なかなかイケルね」

まさに意味不明。解読不能。

この「NO.2の男」には前科があった。
過去に同じく部署内でレストランで食事をした時、
彼がさんざんワイン通を謳っていたので私は

「どんなワインがお好きなんですか?」

と尋ねた。
そこでワイン通の「NO.2の男」は

「ん!? すっぱくないヤツ」

という名言を残している。

この40を過ぎた「NO.2の男」のおかげで、
微妙な空気のまま今日の宴は終わった。

私はあんなオッサンには絶対なるまいと心に誓いつつ、
「NO.2の男」が新たなネタを提供してくれることを期待して家路についた。

嗚呼、格闘技

私の愛すべきもののひとつに格闘技がある。
いまや大晦日に欠かせない、いわゆる総合格闘技だ。
自覚はないが、ひょっとしたら格ヲタの部類に入るかもしれない。

もともと小さい頃から好んでプロレスを見ていて、
プロレス→UWF→総合格闘技
という段階で現在に至る。

見るだけに飽き足らず、学生時代には修斗という総合格闘技の
道場にも通っていた。

なぜそんなに格闘技にのめり込むのか?

単純に「強さへの憧れ」である。
それがあるからこそ猛者達の戦いを見て狂喜乱舞できるのだ。
もちろん、「リアルファイト」という前提があるが。

ときに凄惨な場面に言葉が出ない時もあるが、
格闘技は私の気持ちを高揚させてくれるものである。

2005年も多くの名勝負を期待したい。

茶の水幻想

御茶ノ水は『楽器の街』である。
駅前の商店街には多くの楽器屋が建ち並び、
文字通り東京で最も楽器が集中する場所と言っていい。

私は「左利き用Fenderストラトネック(メイプル指板)」を探していた。
現在所有しているSquierのジャズマスターのネックを交換するためだ。
私は右利きであるが、あえて左利きのネックをつけることによって、リバースヘッドにしたかった。そっちの方がカッコいいから。

左利きのストラトは数が少ない物だが、
「御茶ノ水に行けばあるだろう・・・!」
私は確信していた。

夕方、小雪がちらつく中『楽器の街』に到着した。
とりあえず片っ端から店を見ていくことにした。
しかし、1時間程経過してほとんどの店を見たが、
左利きどころかネック自体が売っていない!!
私はボーゼンとした。

よくよく考えてみると、私は御茶ノ水と相性が悪い。
過去2~3回行ったが一度も目的の物に出会ったことがない。
私の探し方が悪いのか、それともただの無いものねだりなのか・・・。

フォローしておくと、それぞれのお店の品揃えはすごく良い。
間違いなく良い物が手に入る場所である。

ただ、『楽器の街』はあまりにも私に冷たい。
でも、また探し物があるときはこの言葉が頭を過ぎるはずだ。
「御茶ノ水に行けばあるだろう・・・!」

「ブログ」はじめました。

二日前、友達の女の子と食事をしている時に
「ブログ、やってる?」
当たり前のように聞かれた。

俺はやってるどころか、なんだか知らなかった。
名前は聞いたことあるが、「ブログ」と聞くといつも
「ブログ→フロッグ→蛙」
蛙を連想させた。

彼女いわく、同じ社内でやってる人も多く、楽しいらしい。
俺もやってみるか・・・。

という訳で本日より
「ブログ」はじめました。
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